自由を得る

自由を得るためお金について学ぶブログです。

海外駐在員は確定拠出年金できる?

f:id:new086:20190113192417j:plain

こんにちは!new086です。

前回で日本の証券会社に非居住者である私は、

口座を開設できないことが分かりました。

では投資や資産の運用はできないのでしょうか?

私は企業型確定拠出年金(企業型DC)に加入しています。

確定拠出年金なんだそれは?

年金とついているから年金の一種なのか?

日本の年金制度は?

f:id:new086:20190113192712p:plain

 日本の年金は「3階建て」と呼ばれ、

1階:20歳以上の全国民が加入する国民年金
2階:サラリーマンや公務員が加入する厚生年金あるいは、
   自営業・個人事業主が加入する国民年金基金
3階:従業員を対象として企業が運営する企業年金

今までは、この3階建てだったのですが、

新たに確定拠出年金が4階として導入されたようです。

 

年金の一種なのは分かりまいたが、資産運用に繋がるのか?

確定拠出年金は企業または個人が掛金を専用口座に拠出し、

専用口座に積み立てた年金資産を運用商品で運用し、

運用成果によって将来受給できる年金額が決まる制度です。

簡単に言うと将来値が上がるだろう商品を買て

その値が上がった成果分、貰える金額が増えます。

逆に値が下がったらその分減ります。

という代物です。

お、これは私のやりたかったことに近い?

おいおいでも、これ日本の制度だぞ!!

日本の証券会社に非居住者は口座を開設できないってことは

もしや海外駐在員は確定拠出年金の制度も受けられない?

確定拠出年金には、企業型確定拠出年金(企業型DC)と

個人型確定拠出年金(iDeCo)の2種があります。

・企業型確定拠出年金(企業型DC)に加入されている方は

 海外転勤しても継続して掛金を拠出することができます。

・個人型確定拠出年金(iDeCo)に加入されている方は

 海外転勤したら継続して掛金を拠出できません。

 

これは加入条件が異なるからです。

 ・企業型確定拠出年金(企業型DC)の場合は

社会保険に加入していること」と条件があります。

 加入している状態ならば、海外に居住しても

 社会保険に加入している限り制度を継続して

 利用でき、掛金を拠出できます。

・個人型確定拠出年金(iDeCo)の場合は

 「日本に居住していること」と加入条件があり、

 あらかじめ掛金を拠出したものの運用を続けることは

 可能ですが、新たに掛金を拠出することができません。

 

私の勤める企業は企業型確定拠出年金(企業型DC)を

導入しており、海外に転勤しても社会保険

加入しているため、制度を利用できるのようです。

おぉ、よっしゃ!一応資産の運用できる!

 

確定拠出年金のメリットは?

・税制面で優遇される。

・運用コストの安い投資信託商品が利用できる。

・企業型確定拠出年金(企業型DC)の場合、

 社外に拠出金を積立てているので、倒産しても

 従業員の年金資産として保護される。

確定拠出年金のデメリットは?

 ・拠出金が60歳になるまで受け取れない。


以上から企業型確定拠出年金(企業型DC)の場合は

海外駐在員でも制度を継続できることが分かりました。

海外に居住しても日本の制度を受けれることが意外でした。

運用する内容を始めの頃からあまり変えていないので

これから調べて、変えてみます。

一つ楽しみが増えました。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。